2018年 9月 の投稿一覧

やっぱり、ときめく香りを選ぶこと

9月に入り、日に日に秋が深まってきていますね。

さて、慌ただしい日常の中での私のお楽しみは、「お花を摘んだり、活けること」。

秋になった途端、空気が変わり、彼岸花、コスモス、ワレモコウ、、。外を出ただけでたくさんのお花に出会えるのがうれしくて、外に出て、秋のお花探しをしています。

私はお花を摘んだり、花瓶に活けている瞬間、心がときめくのです。

私たちは全て、一瞬一瞬を自分の感覚で選んでいます。

私はなるべく、いつもどんな時も「私の心がときめくかどうか」。で決めることを大切にしています。

そうすると、どんな選択にも迷わなくなります。

心がワクワクしたり、ドキドキしたり、ホッとしたりするのが好きなんです。

一瞬一瞬をその好きな気持ちを大切にして選んでいると、いつも穏やかな心でいられますし、後悔することがなくなります。

膨大な情報量が耳に入るこの時代だからこそ、ご来店いただくお客さまが自分の感覚を一番頼りにできる力をつけていただきたいと心から願っています。

花香のアロマトリートメントを受けていただく前には、いつもお客様に香りを選んでいただいています。

選ぶとき、どなたも好きな香りを探します。

好きな香りを探し、選んでいる時の、皆さんの生き生きとした表情が、私は大好きです。

この時、お客様も私もときめいています。

この瞬間がたまらなく好きで、「今ここにいる」ことのありがたさを毎回実感します。

花香では、お客様がリラックスすることと、ときめくことを大切にしてトリートメントさせていただいております。

修道女 ヒルデガルトの日

中世ドイツに生きた修道女、ヒルデガルトをご存知でしょうか?

ヒルデガルトは1098年ドイツに生まれ、5歳で修道院学校に預けられた後、医学者、薬学者以外にも神学者、作曲家、劇作家、言語学者として活躍しました。

すでに3歳の時には幻視体験をし、その類稀な才能は幼少期から開花していました。

ヒルデガルトは心と体は一体であると考え、あらゆる面から病気やけが、心の病を診て、多くの人々の命を救い、癒してきました。

現在のアロマテラピーやハーブの知識や植物学も、このヒルデガルトの礎がしっかりと築かれています。

ドイツのヒルデガルト修道院では、毎年9月17日にヒルデガルトの昇天祭(天に召された日)が行われ、この日は乳香(フランキンセンス)をお香として焚き、ヒルデガルトを懐かしむのだそうです。

私もその日にはヒルデガルトの本を熟読したいと思います(*^^*)

そして、このお仕事をさせていただいていることに感謝して、これからもより多くの方に植物の素晴らしさを伝えていきたいと改めて感じています。