中世ドイツに生きた修道女、ヒルデガルトをご存知でしょうか?
ヒルデガルトは1098年ドイツに生まれ、5歳で修道院学校に預けられた後、医学者、薬学者以外にも神学者、作曲家、劇作家、言語学者として活躍しました。
すでに3歳の時には幻視体験をし、その類稀な才能は幼少期から開花していました。
ヒルデガルトは心と体は一体であると考え、あらゆる面から病気やけが、心の病を診て、多くの人々の命を救い、癒してきました。
現在のアロマテラピーやハーブの知識や植物学も、このヒルデガルトの礎がしっかりと築かれています。
ドイツのヒルデガルト修道院では、毎年9月17日にヒルデガルトの昇天祭(天に召された日)が行われ、この日は乳香(フランキンセンス)をお香として焚き、ヒルデガルトを懐かしむのだそうです。
私もその日にはヒルデガルトの本を熟読したいと思います(*^^*)
そして、このお仕事をさせていただいていることに感謝して、これからもより多くの方に植物の素晴らしさを伝えていきたいと改めて感じています。