やっぱり、ときめく香りを選ぶこと

9月に入り、日に日に秋が深まってきていますね。

さて、慌ただしい日常の中での私のお楽しみは、「お花を摘んだり、活けること」。

秋になった途端、空気が変わり、彼岸花、コスモス、ワレモコウ、、。外を出ただけでたくさんのお花に出会えるのがうれしくて、外に出て、秋のお花探しをしています。

私はお花を摘んだり、花瓶に活けている瞬間、心がときめくのです。

私たちは全て、一瞬一瞬を自分の感覚で選んでいます。

私はなるべく、いつもどんな時も「私の心がときめくかどうか」。で決めることを大切にしています。

そうすると、どんな選択にも迷わなくなります。

心がワクワクしたり、ドキドキしたり、ホッとしたりするのが好きなんです。

一瞬一瞬をその好きな気持ちを大切にして選んでいると、いつも穏やかな心でいられますし、後悔することがなくなります。

膨大な情報量が耳に入るこの時代だからこそ、ご来店いただくお客さまが自分の感覚を一番頼りにできる力をつけていただきたいと心から願っています。

花香のアロマトリートメントを受けていただく前には、いつもお客様に香りを選んでいただいています。

選ぶとき、どなたも好きな香りを探します。

好きな香りを探し、選んでいる時の、皆さんの生き生きとした表情が、私は大好きです。

この時、お客様も私もときめいています。

この瞬間がたまらなく好きで、「今ここにいる」ことのありがたさを毎回実感します。

花香では、お客様がリラックスすることと、ときめくことを大切にしてトリートメントさせていただいております。

修道女 ヒルデガルトの日

中世ドイツに生きた修道女、ヒルデガルトをご存知でしょうか?

ヒルデガルトは1098年ドイツに生まれ、5歳で修道院学校に預けられた後、医学者、薬学者以外にも神学者、作曲家、劇作家、言語学者として活躍しました。

すでに3歳の時には幻視体験をし、その類稀な才能は幼少期から開花していました。

ヒルデガルトは心と体は一体であると考え、あらゆる面から病気やけが、心の病を診て、多くの人々の命を救い、癒してきました。

現在のアロマテラピーやハーブの知識や植物学も、このヒルデガルトの礎がしっかりと築かれています。

ドイツのヒルデガルト修道院では、毎年9月17日にヒルデガルトの昇天祭(天に召された日)が行われ、この日は乳香(フランキンセンス)をお香として焚き、ヒルデガルトを懐かしむのだそうです。

私もその日にはヒルデガルトの本を熟読したいと思います(*^^*)

そして、このお仕事をさせていただいていることに感謝して、これからもより多くの方に植物の素晴らしさを伝えていきたいと改めて感じています。

子どもたちの豊かな感性

夏休みの終わり、キッズアロマレッスンと題して、小学生の女の子を対象にアロマレッスンをさせていただきました!

子どもたちが対象というのが初めてでしたので、どんな風にできるかと少し不安もありましたが、とても楽しいレッスンになりました。

参加した女の子は、小5の女の子たちとその妹たち。

安全に楽しむことを約束して、香り選びをスタートしました。

花香が一番大事にしていることは「ときめく香り選ぶこと」なんですが、私の心配をよそに、子どもたちそれぞれが、自分の感覚に従って香りを選んでいたので、意外というか、びっくりもしてしまいました。

だから、ブレンドした香りはとても個性的。

すごくその子らしいよい香りになりました。

お母さんたちが、この子がこの香りが好きだなんてー!!という驚きの声もありました。

子どもたちが、素直に香りを感じている姿を見て、「素直に受け入れて、自然な流れに従う」ことの大切さを、私たち大人が学んだように感じました。

いつから、人目を気にするようになったんだろう。

いつから、物事を考えすぎるようになったんだろう。

いつから、自分の直感に自信が持てなくなったんだろう。

花香にとっても、そんなことを考えさせられる貴重な体験になりました。

大人にはなりましたが、少女のような感性を持つことが若々しさにつながるような気がします!

その感性を磨くためにもご来店いただいた皆さまに、アロマの香り選びをたくさん体験していただきたいと改めて感じた一日でした。

ご要望がございましたら、子どもたち向けのアロマのレッスンも可能です。

日焼け後のアロマスペシャルケア

いよいよ8月に突入です!まだまだ厳しい暑さが続きそうですね。

先日、楽しい仲間たちとキャンプをしに行ってきました!

キャンプ初心者の私たち親子でしたが、ちょっとしたサバイバルのような体験で、非現実な二日間を無事に楽しんできました。

リフレッシュして、帰ってきましたが、鏡を見るとけっこう日焼けして顔が火照っています!

お肌の日焼けのお手入れは、早いうちにケアするのが一番です。と、お客さまにも常々お伝えしている通り、当日と翌日にきちんとお手入れをしました。

帰ってきた直後は、まだ赤みがあったので、肌に負担がかからないローズウォーターでローションパック。

そして翌日は、肌の鎮静と保湿、細胞の生まれ変わりを早くさせるために、クレイを使ってハーブエキス、ローズウォーター、精油をプラスしたスペシャルパックを作り、入念にケアしました。

普段は、(肌を甘えさせない意味でも)あまり手を加えず、シンプルなお手入れしかしない私ですが、ここぞ!という大事な時はきちんとケアをしています。

歳を重ねても、いつまでも若々しく美しい肌でいたいと願うのは、すべての女性たちの本音。

ご来店いただいた際にも、少しでもそのお助けができるようなアドバイスをお伝えすることを心がけています。

アロマで身体のスイッチをオンに

それにしても、毎日暑い日が続いていますね。

例年にない蒸し暑さと、エアコンの冷え、身体のバランスを崩しやすい今年の夏。

先日ご来店のお客さまから、

「今月は珍しく生理が遅れていて、生理前のイライラがずっと続いていて嫌になっちゃう。。」

とご相談をいただきました。

ご来店の際は、毎回お気に入りのローズやゼラニウム、ベルガモットの香りを選ばれるお客さまですが、今回はホルモンバランスを取ることを考えて、クラリセージを使うことを提案させていただきました。

その2日後、うれしい報告が♪

トリートメントの翌日に、生理が来たとのこと。

さすが!花香さん!と仰っていただきましたが、さすがなのはやはり、クラリセージと、それにきちんと反応してくれたお客さまの身体です。

私たちの心と身体は、私たちが思っている以上に敏感に、正しい働きをするためにバランスを取るようにできています。

アロマトリートメントをさせていただくことは、体内にあるバランスを取るスイッチをオンにしてあげること。

ご自身の身体を信頼してあげることで、心や身体は素直に応えてくれます。

女性だからこその悩みも、ぜひご相談ください。

アロマとハーブは、私たちが本来持つ素晴らしい生命力をよみがえらせる力があることを、自信を持ってお伝えしています。